ktmouk
ktmouk

美しいタイムトラッキングアプリのOSS「Hackaru」の作り方

ーー まず、Hackaruとktmoukさんについて簡単に教えてください。

アプリ開発は中学時代からやってきたのですが、ただ本当に「公開する!」という形でサービスを作ったのはHackaruが初めてです。Hackaruはタイムトラッキングアプリです。プロジェクトと、測る時間の詳細を記入してタイマーがスタートします。作業が終わったらタイマーをストップして、後から何にどれだけの時間を使ったのかを振り返られるものです。私はもともと、インフラ系の会社で勤めていたのですが、今は転職活動をしているところです。

ーー Hackaruの着想はどこから生まれましたか。

きっかけは、使いやすい時間管理アプリがないことでした。iPhoneやAndroidとかアプリも一通り触ってみたのですが、しっくりくるものがなくて、であれば作ってみる価値があるなと思い、コードを書き始めました。フリーランスの方や、勉強をしている方、個人制作をしている方など多くの方に使ってもらえればなと考えています。時間を振り返ると、どれだけ自分がそれに向き合っていたのかが可視化されるので、モチベーションにも繋がるのです。

ーー 最初に開発したプロダクトは何でしたか。

アプリ開発を習うIT系の学校に通っていたのですが、その時チームで組んで制作したランチャーアプリが最初です。AppleだとAlfredやスポットライトみたいなのがあるんですけど、Windows版ってないんですよね。なので、Windows専用のランチャーアプリを作りました。これが結構評判よくて、学校の大会みたいなので最優秀賞もらったのが嬉しかったです。その時の経験が、今回のサービス開発にも生きているなと思います。

ーー 現在、EVENTechを広めるために工夫はされていますか。

Twitterでシェアなどはしていますが、今はまだサービスの説明がちゃんとできていないので、ランディングページなどをしっかり制作していこうと思っています。

ーー ビジネスモデルのアイデアはありますか。

基本的な機能の使用は無料にしようと思っているんですけど、運用資金を補うためのマネタイズも視野には入れています。チームで使える機能や、権限管理、Googleカレンダー、Slack、Trelloなどの連携をするための有料プランは用意しようかなと思っています。

ーー 将来的にはどのようなゴール設定をしていますか。

短期的なゴールはGithubのスター数を500にしたいというのがあります。将来的というと、TrelloやTodoistと肩を並べられるくらいのアプリになりたいなと思っています。使えなくなったら、ユーザーがキレるような需要があるサービスにしていきたいです。キレる=本当に使ってくれているという証拠ですよね。

ーー これまでで一番大きな課題は何でしたか、またそれを乗り越えるためにどんな工夫をしましたか。

一番難しかったのは技術的なところよりも、修正に歯止めが効かないところでしたね(笑)どんどん機能を付け加えたりしようとしてしまうので、締め切りをしっかりつけないと終わりが見えなくなりました。Trelloとかでしっかりマイルストーンを立てて、製品を組み立てるのは勉強になりました。

ーー 個人開発を進める上で何かオススメのツールはありますか。

Trelloと、gitコマンドは使いやすかったですね。うまく行かなくなった時に、すぐ後戻りできるので、何度も助けられました。とりあえず、適当にブランチ切って、さまざまなパターンを試して試行錯誤するのは面白かったですね。

ーー 無茶振りですが、開発会議ユーザーへメッセージをください。

一番推したいところは、アウトアプット、とりあえず公開することですね。例えば、転職活動などをするにしても、アウトプットをしていると評価が高いです。ポートフォリオのために開発したわけではないのですが、こういうものを作ってきたという事実はどこに露出するにしても、自分にとってプラスに働くことが多かったんです。これがもし、公開されてなければ、評価されないことはないので、公開するところまでやり切ることを伝えたいです。

取材の感想

公開する大切さというのはまさに頷けました。インターネットはどこで誰が見ているか分からないので、自分も出したサービスを後から会った人が知っていて「ああ、あのサービスの!」となったケースが幾つかあります。なので、サービスを出すというのもブログ出すのと同じくらい気軽に公開していけると良いなと思いました。

Hackaru
Hackaru

タイムトラッキングができるアプリ。フリーランスや、学習者が何にどれだけ時間を使っているのかを後から振り返ることができます!