Yusuke Satoh
Yusuke Satoh

時間調整で困らない!予定共有サービス「nowon」の作り方

ーー まず、nowonについて教えてください。

先月位まで、本業とは別に副業をしてました。その際に、副業と本業でスケジュールを調整することがすごく苦痛だったんです。
その時は、本業のカレンダーの予定名だけを塗り潰して、副業側の担当の方に送って、予定を共有していました。
この予定共有の方法はアナログではあるものの、すごく便利でした。これちゃんとサービスにしたら便利なんじゃないかと思い、カレンダーの共有ができるサービス「nowon」の着想に至りました。

ーー これまでの予定調整サービスとの違いは何ですか。

「予定調整」と「予定共有」で解決する課題が変わってくるのかなと思っています。
例えば、今回(インタビューの予定調整に際して使用した)Calendlyは「予定調整」には便利なのですが、相手の今の状況や仕事の忙しさなどへの配慮ができません。
そんな中、自分の予定を周りに共有しておけば、例えば、他の人が自分に対して電話しようと思った時にまず相手の予定を見てみて「あ、いま会議中だから後にしよう」とか、軽く打ち合わせしたい時に「この人はいま、恵比寿にいるから、自分もその後にお願いしよう」など配慮ができます。
社内では社員全員でカレンダーを共有しているので、すごく便利なのですが、社外の人との間では途端にそれができなくなります。 「nowon」はそういう時に活躍できると考えています。

ーー ビジネスモデルのアイデアはありますか。

運営する上で、予定データをお預かりするので、予定がある時間も分かりますが、空き時間も推測できます。そういった空き時間にイベントのリコメンドする機能を今後リリースしたいと考えています。
イメージとしては、Indeedのイベント版です。ユーザーごとに、空いた時間にマッチするイベントなどを提案します。
具体的には、例えばユーザーが19時から予定が空いていれば、「19時から〇〇で映画を見にいきませんか?」という通知を送ることを考えています。
このリコメンド枠への掲載は基本的に無料ですが、有料掲載枠を設けることで将来的にはマネタイズしたいと考えています。
カレンダーは「予定を記録する場所」ですが、nowonは「予定を見つける場所」としても楽しんでもらいたいと思っています。

ーー 共同開発者との出会いについて教えてください。

共同開発者とは学生時代にインターンをしていたIT企業で出会いました。
その後、ちょうど自分が「nowon」のアイデアを考えている時に、彼が自分と同じ街に引っ越してきたことがきっかけで飲みに行き、アイデアを打ち明けたことから、開発が始まりました。
今振り返ると、共同で開発していくためには、物理的な距離が近いことは大事なことだったと思っています。

ーー どんな役割分担をしていますか。

自分がディレクションやデザインを担当していて、彼が開発全般を担当しています。
しかし、完全な分担分けは行わず、自分もサービスを作った経験から開発の進捗を見たりしますし、彼もアクセシビリティに関心が高く、デザインに対してフィードバックをしてくれます。

ーー 最初に開発したプロダクトは何でしたか。

コスプレの写真キュレーションサイトです。
高校生の頃に作っていたのですが、当時、僕はコスプレ写真を撮るカメラ小僧で、自分自身が写真を公開する場所が欲しくて軽いノリで作りました。
当時は、この領域で展開しているメディア他になかったので、みんなが見てくれるメディアに育てることができました。リアルなイベントで「見てます」と言ってもらえるのは、嬉しかったですね。
nowonもそうですが、自分自身が課題への当事者になれるかどうかがサービスを作る際の判断材料になると思います。

ーー 将来的にはどのようなゴール設定をしていますか。

成功したいですね(笑)
直近のゴールはサービスへの定着率の向上です。
ユーザー数を急に伸ばすことは難しいかと思いますが、サービスへのリテンションがついてきたら自信が持てますよね。一般的な「○万ユーザーいったらすごい」とかはあまり気にせず、あくまで、自分たちが目標にしているサービス水準に、一定期間内で到達できるかを意識しています。

ーー 個人開発を進める上で何かオススメのツールはありますか。

Notionが良いです。タスク管理から、ドキュメント管理まですべてNotionでこなしています。プロダクト開発というボードにはタスクを並べたり、メモを共有したりなど、サービスの開発に関するすべてを載せています。

ーー 無茶振りですが、開発会議ユーザーへメッセージをください。

個人開発は「何か作りたい」という気持ちがきっかけで始めることが多いのかなと思います。
感覚的に作ることも良いとおもうのですが、僕の場合はまず、アイディアの言語化を意識しています。 言語にして「それは本当にユーザーに響くのか」「自分自身がアイディアに確信を持てるのか」といったことを重視しています。自分や仲間の大事な時間をかけるので、せっかくならユーザーが喜んで使ってくれるものを作りたいです。
また、個人開発も仕事と同じで、リアルな数字の予想を出していくと、サービスの規模感がイメージできるのでモチベーションにも繋がります。 「だいたい、これくらいの人がダウンロードしてくれて、継続して使ってくれるのが30%くらい」といったように予想していき、結果を計測して、サービスを開発していくと良いと思います。

取材の感想

予定調整は勝者がいない海ですよね。しかし、人の生活には切り離せない領域なので、ここに挑戦するというところで面白さを感じていました。リアルな数字を予め叩いて、実際と比べるのは非常に大事だと思います。一般的な尺度で一喜一憂するのでは、当たってもそれはマグレに過ぎないですよね。再現性のある成功を作っていきましょう!

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nowon は予定をかしこく整理することで、毎日にあふれる「残念な体験」をなくします。 また、アプリを通じてユーザーを理解していき「わくわくする体験」との出会いを作りたいと思っています。